日々営業してる中でのお客様との会話。
「遠近はまだ早いよ、もう少し老眼が進んでからにするわ。」
「遠近って大きなフレームじゃないと出来ないんでしょ?
その大きさじゃあちょっとなぁ・・・。」
よくお客様はこのようにおっしゃいます。が、そんな事はありません。
まず遠近は比較的老眼の度数が軽いうちから、使い始めるのがベストです。
累進レンズは上から下にかけて段階的に度数が変化してるため、周辺部に
歪みが生じます。まずはこの「歪み」に慣れなければなりません。
近視や乱視の度数がある程度あり、10代の頃からメガネを常用してる方は、
メガネ特有の「歪み」に慣れてる為、比較的スムーズに遠近へ移行出来ると
言われてます。
また、老眼がある程度進んでしまうと、一枚のレンズの中で上下に変化する
度数が大きくなり「歪み」も増える為、慣れにくくせっかく作った遠近が使えない、って
事になってしまうことが多々あります。
つまり、累進レンズは適応力のあるお若いうちから使い始めると、「歪み」
にも慣れやすく、将来老眼の度数が強くなっていってもさほど抵抗なく度の強い
レンズにステップアップしていけます。
以前は大きなフレームではないと遠近は出来ない と言われてましたが
ここ数年は小ぶりなフレームが流行ってる為、それに対応した累進レンズも
多数出てるので、小ぶりでオシャレなフレームでも遠近両用をお作り出来ます。
と、長々と僕のメガネ論を語ってしまいましたが、シニア世代の方に
かっこ良く、そして快適にメガネをかけてもらいたいって事です!!
明日は定休日です、間違えないでね。
今夜はビール飲んで焼き鳥食べっかな☆
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